長年の腰のゆがみに悩む女性 ─ R様(54歳・女性・事務)
事務のお仕事をされているRさんは、長年、体が正面から見て「く」の字にゆがんでいることに悩んで当院にお見えになりました。二十数年前に出産した際に3か月入院していたのが原因ではないかとのことでした。
そのゆがみのせいなのか、ここ数年、左右の臀部と太ももの裏に痛みを感じるようになったそうで、そのことも切実なお悩みのようです。
他にも複数の症状がありましたが、長くなりますのでそちらは割愛します。
検査&施術
仰向けに寝て両足を立ててもらい、自力でお尻を持ち上げてもらうと、臀部と太ももの裏に痛みが出ます。
次に両足を立ててもらい、両膝を胸に近づけるように曲げていくと、その時は痛くないが、下すときに同じ場所に痛みが出ます。
うつ伏せで脚長差を調べると左足が1.5cmほど長い。
腰椎を触診するとねじれがあり、骨盤も左右でねじれあり。
まず腰椎のねじれを矯正すると、脚長差が少し減りました。
次に骨盤ブロックを使って骨盤を矯正すると、足の長さがそろいました。
この段階で痛みに変化がないか検査するものの、あまり変わっていない様子。
そこで「動体療法」で骨盤、腰椎、胸椎の調整を行ってみると、痛みはほぼなくなりました。
立っていただき、正面から姿勢を見ると、「く」の字も少し改善していました。
頭蓋骨へのアプローチ
その後は同様の施術を数回行いましたが、仕事の忙しさのせいか、痛みは軽減するものの、なかなか完全には取り切れないことが続きました。
そこでアプローチを切り替え、頭蓋骨の調整を加えました。
すると、ほぼ痛みは消えていきました!やはり根本的なアプローチが肝心ですね。
当院にお見えになるたびに痛みが少し戻っていることが続いていましたが、7回目にお見えになった時は、「前回の施術の後から今日まで痛みは全くありません!」とのお言葉をいただきました。
現在まで7回の施術をさせていただきましたが、Rさんの早く良くなりたい気持ちも強く、週に2回ずつ通われました。その気持ちに体が応えてくれたのではないでしょうか。
もちろん「く」の字についても、随分改善しました!
今後は間隔を少しずつ空けながらも、定期的に施術を受けられるそうです。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)