スマホの使い過ぎによる腱鞘炎 ─ Y様(56歳・女性)

- update更新日 : 2022年04月19日
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腱鞘炎で患部を押さえる女性

洋服の販売の仕事をされているY様(56歳・女性)が、2ヶ月前から左手の親指の付け根の腱鞘炎に悩まされ、当院にお見えになりました。2ヶ月の間、整形外科にも通われたのですが、改善が見られないそうです。

整形学検査法のひとつである「フィンケルスタインテスト」を行うと、手首の親指側の側面にはっきりと疼痛が出現しました。どうやら腱鞘炎の中でも最もポピュラーな「狭窄性腱鞘炎(ド・ケルバン病)」であることが分かりました。

フィンケル・スタインテスト

今回行った施術

左前腕を構成する橈骨と尺骨との間の動きの検査をすると、回内(内回し)方向へはスムーズに回りますが、回外(外回し)方向へは制限があります。ですので、まずは前腕の回外方向への矯正を施しました。これだけでも、先ほどの検査での痛みが半減しました。
 
次に、硬く緊張して疼痛を起こしている2つの筋肉「短母指伸筋」と「長母指外転筋」の筋膜を慎重にリリースして(緩めて)いきます。これで、同様の検査をしても痛みはほぼ出なくなりました。最後に、仕上げとしてテーピングをしました。手首をいろいろと動かしていただきましたが、痛みは一切出ません。
 
手首が回外しにくかったので、もしやと思って、「もしかして、スマホを結構使ったりしてます?」と尋ねると、「・・・はい。ゲームにはまってます・・・。」とちょっと言いにくそうに答えていました。なるべく長時間のスマホ操作は控えるようお願いしました。
 
他にも慢性化している腰痛がありました。立位から後ろに反らすと痛みが出ます。ついでにこちらも施術をさせていただきました。もちろん最後には、立って後ろに反らした時の痛みはなくなりました。
 
腱鞘炎については、あと2回くらい施術を繰り返すとほぼ完治するでしょう。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)