お子さんの抱っこによる腰痛 ─ M様(37歳・女性)

- update更新日 : 2022年04月18日
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腰痛で腰を押さえる女性

当院のお客様のご紹介で、Mさん(37歳・主婦)がお見えになりました。2歳になるお子さん(男の子)の抱っこが続いて、1ヶ月前から腰痛があるようなのですが、ここ2~3日は朝起き上がれないほど悪化しているそうです。お子さんもどんどん大きくなりますから、育児中のお母さんは本当に大変ですよね。

痛みの検査

検査をして痛みが出る動作は以下の通りです。
  • 立位で腰を後ろに反らしたとき
  • 仰向けで両膝を立てた状態でお尻を持ち上げるとき
  •    〃    〃    両膝を曲げながら頭方へ持ち上げようとするとき
  •    〃    〃    両膝を右に倒したとき
いずれも腰の左側に痛みが出ます。

施術

腹横筋と腹斜筋に過剰な緊張があるので、弛緩テクニックでこれらを緩める。これだけでも大幅に痛みが軽減しました。仕上げに仙骨と腰椎の椎間板の矯正と筋膜リリースを行う。以上で、上記の動作をしてもらうと、すべての動作において痛みはなくなりました。
 
腰痛以外にも左腕を挙上すると肩に痛みがあるとのことでしたが、検査をすると四十肩ではありませんでした。周辺の筋肉をゆるめ、肩甲骨の可動性を回復させる(当院オリジナルの肩甲骨はがし)と、挙上での肩の痛みはなくなりました。ついでに、慢性化している頭痛と肩こりも、胸椎・頚椎・胸郭の矯正で、すっきりと楽になりました。
 
その後、2日おきに2回お越しいただきましたが、施術を重ねるごとに順調に回復していかれました。
 
かわいい盛りのお子さんを抱っこできないのは本当につらいですよね。今回のような激しい腰痛になる前に、時々体のメンテナンスに来られるようお勧めしました。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)