坐骨神経痛1

Yさん。48歳・女性・会社員(事務職)。右殿部と坐骨から右大腿後面の痛みのため、来院された。整形外科では第4腰椎の椎間板ヘルニアと診断された。
 
他にも右肩(僧帽筋)のこり、右肩甲間部のこり、右尺側手根屈筋の痛み・圧痛、目のかすみ、足腰の冷え、などの訴えもあり。30歳の時出産。高血圧及び鬱病の既往もあり。
 
中腰で重いものを持つ作業を続けると痛みが増悪する。歩いても、何もしていなくても痛い。 

検査)
・立位でわずかに前後の揺れあり。
・内臓は正常。
・SLR:仰向けで右の下肢を他動的に持ち上げると、約60度で右殿部から大腿後面にかけて疼痛出現。
・ダラーサイン(梨状筋の圧痛の検査):右(+)
・クレストサイン(腰部脊柱起立筋の圧痛の検査):右(+)
・ヒールテンション(下腿三頭筋の緊張・硬さの検査):右(+)
・右僧帽筋に圧痛。

施術)
・カテゴリーⅠと判断し、骨盤ブロックを使って持続的な矯正を施す。
・右僧帽筋、右菱形筋、右尺側手根屈筋に対してカウンターストレイン(筋肉を正常化させるテクニック)。   

結果)
カテゴリーⅠのブロック矯正で、SLR、ダラー、クレスト、ヒールテンション、すべて陰性となり、右僧帽筋、右菱形筋、右尺側手根屈筋の圧痛も低下し、立位での前後の揺れも消失した。
 
右僧帽筋、右菱形筋、右尺側手根屈筋の圧痛がわずかに残っていたが、カウンターストレインでほぼ消失した。
 
良好な状態で安定させるためには、もうしばらく施術を繰り返す必要がありそうだ。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)
坐骨神経痛の中年男性