仙骨の痛み ─ R様(30歳・女性・会社員)

- update更新日 : 2022年04月15日
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腰痛で腰を押さえる女性
会社員のRさんは、パソコン業務がメインで、一日中ほぼ坐って仕事をされています。
原因は分かりませんが、突然仙骨周辺に痛みが起こり、2週間経った現在でも痛みが取れないどころか、日に日に悪化しているとのことです。
坐っていようが、寝ていようが、どの体勢をとっても痛みは治まりません。
ご本人は婦人科系などの内臓疾患の恐れがあるのではないかと心配されていました。しかし正座だとほとんど痛みがないとのことなので、このように体勢によっては楽になることもあることから内臓由来の可能性はかなり低いと思われます。

まずは検査

下記のような動きで仙骨の左側に痛みが出ます。

  • 立位体前屈
  • 仰向けで両膝を立てたまま、お尻を持ち上げる
  •    〃   〃    、両膝を右に倒す
  • 仰向けで両膝を立てた状態から、両足を持ち上げる

脚長差を見ると左足が長くなっています。
腰椎をチェックすると、ややC字側弯になっています。
Rさんに足を組む習慣はないかと確認すると、やはり左足を上に組んでしまうことが多いようです。

カイロプラクティック&動体療法!

側臥位(横向き)で第1腰椎を矯正→脚長差は揃い、側弯も消失。

第8胸椎付近に猫背あり→矯正。

第2頚椎左回旋変位→矯正。

当然、この時点ではまだ上記の動きでの痛みはほとんど変わりません。

今回のRさんの症状は「動体療法」で施術を行います。
施術の詳細を説明することは難しいので割愛しますが、動体療法とは筋反射を応用した施術法で、あらゆる痛みに効果的な施術ができますが、腰痛には特に即効的な効果があります。

動体療法のテクニックで上記動きでの痛みはすべて消失しました。
また、坐ってもらっても、寝てもらっても痛みは出ません。
2週間全く改善が見られなかった仙骨の痛みがたった1回の施術で痛みが消えたことにRさんはとても驚いておられました。

Rさんには、あと2回くらいは間隔を詰めてお越しいただくことと、なるべく足を組まないようお願いしました。

(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)

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