左半身(肩、腕、首筋、足)に弱いしびれ感とだるさを訴えて、Tさん(57歳・男性)がお見えになりました。約3年前から発症し、特にこ1年位で症状が悪化しているので、整形外科や脳神経外科で検査を受けてみるも、特に異常なし。困り果てていて周囲に相談していたところ、当院に通われているお客様に紹介されたとのこと。
検査&施術
早速、背骨を触診してみると、胸・腰椎にほとんど可動性がなく、それに伴って筋肉も随分と硬化しています。背骨に十分な可動性がなければ、何かしらの不具合が生じてくるものです。我々カイロプラクターの主な仕事は、神経の伝達を邪魔しているサブラクセーション(可動性減少関節)に正常な可動性を回復させることです。矯正(アジャストメント)はそのための一つの手段です。
胸椎が全体的に左に弯曲(C字側弯)しており、そのため特に胸郭の左側の筋肉が過剰に緊張してしまい、左半身への血行が障害され、しびれやだるさといった不定愁訴が起こっているようです。アジャストメント、リンパ還流の回復、筋膜リリース、ストレッチなど、身体全体に対して適切な施術を行っていきました。
施術を繰り返すごとに徐々に左半身のしびれ・だるさは軽減してきており、5回の施術を終えた現在では、ほとんど気にならないレベルにまで回復しています。
もう二度と同じ症状を繰り返さないために、これからも定期的に施術を受けられるそうです。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)