左肩の痛みと左腕のつっぱり感 ─ K様(67歳・男性・会社員)
運転がメインのお仕事で、毎日7~8時間も運転をされるKさんが、左肩の痛みを訴えてお見えになりました。
毎日の長時間の運転が原因だろうとのことで、自分でも回したりマッサージしたりしても改善しないとのことです。発症して2週間経つようです。
腰の調子も今一つで、どうかすると痛みが出るようです。
検査及び施術
全身の骨格を検査すると、首と背中に歪みがあり、さらには腰椎の間隔が狭くなっているため、可動性が乏しくなっています。
首は第2頚椎が左回旋変位を起こしているので、これを矯正。
背中(胸椎)は、中部胸椎(第8~第11胸椎)が後方弯曲(猫背)になっているので、これを矯正。
腰椎は、椎間関節の間隔が狭く可動性が悪いので、間隔を広げ可動性が正常になるよう矯正。
左肩の施術
上記の施術のあと、左肩の痛みと左腕のつっぱり感の症状については、まだ変化がほとんどないため、筋肉へのアプローチに切り替えました。
左僧帽筋のトーヌス(緊張度)が亢進して、過緊張(短縮)を起こしているので、筋に対する施術法である「ストレイン・カウンター・ストレイン」というテクニックを使い、少し時間をかけて左僧帽筋のトーヌスを正常化させていきました。
トーヌスが正常になった感覚が伝わってきたので、施術をやめ、Kさんに左肩を動かしていただくと、「肩も腕も随分楽になった!びっくりした!」と喜んでいただきました。
今後は良い状態を維持するために、定期的に施術を受けたいとのお言葉をいただきました。
※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません