重度の寝違えで首を動かせない男性 ─ M様(66歳・自営業)

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首がこる男性
Mさんは、10年以上前から当院をご利用いただいている常連のお客様です。
このところ、ご家庭のことでいろいろと忙しく、しばらく当院にもお見えになっていなかったのですが、久しぶりに電話がありました。

過労とストレスから寝違えを起こし、起き上がるのも一苦労とのことで、すぐにでも施術してほしいとのことでした。ただ、当院もしばらく予約が詰まっておりましたので、お電話をいただいてから4日後にお越しいただきました。

ピーク時よりはいくらか痛みが減ってはいるものの、右へ振り向く動作は全くできません。

首の検査&施術

主に以下の動きの際に痛みが出ます。

  • 上を向く +
  • 右を向く ++
  • 左を向く +
  • 右に倒す ++
  • 左に倒す +

※ +・・・中程度の痛み ++・・・重度の痛み

第1胸椎に大きく歪み(右回旋変位)があり、こちらを矯正。
周辺の筋肉(胸鎖乳突筋、僧帽筋、広頸筋、他)の緊張を緩める。
上部の肋骨(第1~4肋骨)に正常な可動性をつける。
全体的な治癒力を増進するため、頭蓋骨の調整を行う。
etc.

これらの施術を行い、痛みは半分以下になり、可動性も大きく回復しました。

右肩の施術

肩の痛み
今回、同時に右肩も痛めており、挙上しようとすると痛みで挙げられません。
施術内容は次の通りです。

上部胸椎(第1~4胸椎)の後方弯曲の矯正。
肋骨(第1~5肋骨、および第9~12肋骨)の可動性を回復させる。
肩甲骨はがし。
前鋸筋の筋膜リリース。
小胸筋のストレッチ。
etc.

以上の施術で、ある程度スムーズに右肩を挙げられるようになりました。

その後、3日おきに2回お越しいただきましたが、初回に比べて随分改善され、Mさんにもご満足いただけたかと思います。
※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません