ぎっくり腰 ─ M様(47歳・男性)

腰痛で腰を押さえる男性

Mさん(47歳・男性・会社員)は、帰省のため年末に志布志まで車を運転し、そこからフェリーで三重まで帰郷されました。そこまでは良かったのですが、翌朝、腰に激痛が走って起き上がれなくなってしまいました。

なんとか鹿児島まで戻っては来れましたが、痛みはほとんど軽減することなく、お正月をつらい思いで過ごされていたようです。
 
当院の仕事始めである1月4日にお見えになりました。歩くことはできるが、坐ったり立ったりするときに強い痛みが出ます。また、立位での前屈と伸展(後ろに反らす動作)ともに痛みが悪化します。
 
(施術↓)
 
一度、ベッドに寝かせると、もう起き上がれないかもしれないので、本日は立位と坐位で施術を行いました。立位で呼吸を使った筋弛緩法を行い、今回の腰痛を引き起こす原因になっている腰方形筋、脊柱起立筋、腹横筋などを緩める。腹横筋の緊張が特に強かったため、腹横筋に特化した調整法を施す。
 
ここで腰痛の「動体療法」。
 
これで、坐ったり立ったりでの痛みはなく、立位での体前後屈もほぼ問題なくできるようになりました。炎症よりも筋肉の過緊張の方が今回の腰痛を長引かせている原因になっているので、間隔を空けずに施術を受けられることをお勧めしました。
 
 
(2回目)
 
2回目の施術は2日後に行いました。初回よりかなり痛みが軽減しており、動きがまるで別人のようでした(笑)。今後はメンテナンスのために、月に1回を目安に通われることをお勧めしました。
 
 
Mさんよりも痛みが強い場合は、上記の施術で痛みを引かせるのは難しいかもしれません。なぜなら炎症が起こっている可能性が高いからです。炎症は筋・筋膜にできた微細な傷です。微細と言えどもその場で傷口をふさぐなんてことはできません。
その場合は、その場で痛みを取るというよりは、少しでも早く痛みが治まるような(順調に傷口が塞がっていくような)施術をします。
 
一通りできる施術を行った後で、テーピングやサポーターを施します。そうすることで1~2日でかなり痛みが軽減してくるでしょう。初期の「激痛」から「痛み」に変わったころにMさんと同じような施術を施すと、同様の経過をたどり治癒していきます。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)