引っ越しのアルバイトで肩が挙がらなくなった学生さん

トラックから荷物を下す引っ越し業者
まだお若いのに引っ越しのアルバイトで肩を痛め、ついには90度以上挙がらなくなってしまった学生さんの症例をご紹介します。大学2年生のSさんは、今年の春休みに引っ越しのアルバイトをして肩を痛めたそうですが、その痛みがなんと3~4か月も続いておりとても辛そうでした。

特に腕を外側から挙げていく(外転)ときに、痛みのため90度(真横)までしか挙がりません。両肩とも痛みがありますが、特に左のほうが強く痛みます。正確に言うと、肩というよりも、背骨と肩甲骨の間(肩甲間部)あたりに痛みが出るようです。

トリガーポイントが主な原因では!とは思いましたが、もともと重いリュックサックを毎日背負って通学されており、背骨のゆがみも結構あるので、まずは全身の矯正から行いました。特に上部胸椎の後方弯曲(猫背)が少し目立っており、この部位を中心に矯正を行っていきました。

この段階で、肩の外転をしてもらうと、135度くらいまでは挙がるようになりましたが、肩甲間部にまだ痛みがあるようでした。そこで、肩甲間部の筋肉、つまり菱形筋のトリガーポイントを探してみました。すると左に3か所、右に2か所、ありました。これらのポイントをトリガーポイント療法で施術していきました。

そうするとまだわずかな痛みが残ってはいるものの、ほぼ真上に近いところまで楽に挙げられるようになりました。

1週間後に2回目の施術に来られました。施術内容は1回目と同じです。最終的にほとんど痛みなく、スムーズに真上まで上げられるようになり、ご本人はとても喜んでくださいました。

このように痛みの原因は様々あります。背骨だけが原因とは限りません。今回のケースは筋肉に形成されたトリガーポイントが原因でした。的を射た施術を行わなければ、このまま何か月でも何年でも痛みが永続してしまう、それがトリガーポイントの厄介なところです。

でもこの若いSさんは、「また来年も引っ越しのアルバイトをしたいです。楽しいので」と、とても前向きです。若いっていいですね^^。(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)