坐骨神経痛で歩くのもつらい男性 ─ M様(54歳・男性・飲食店勤務)

folder施術レポート

坐骨神経痛の男性3日前から右の臀部が痛くなり、歩くのもつらくなったとのことで、Mさん(54歳・飲食店勤務)がお見えになりました。
歩く姿を見ると右足を引きづっているので、かなりの激痛だと思われます。

これまでも腰痛を度々繰り返していて、Mさんがおっしゃるには、仕事で重いものを持ったり、硬い床の上で長時間作業をしてきたのが原因ではないかとのことです。

検査

腰椎椎間板ヘルニアの整形学検査法の一つである「ストレイト レッグ レイジング テスト(SLR」を行うと、右足挙上30~40度くらいで臀部のみに痛みが出ます
痛みが出ない角度まで右足を下ろし、足を背屈させても同じように臀部に痛みが出ます
症状が出るのが臀部のみで、下肢にまで放散するような痛みやしびれが出ないことと、MRIを取ったわけではないので、はっきり断定はできませんが、初期の腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の可能性があります。

施術

SLRで陽性でしたので、腰椎椎間板ヘルニアにきわめて近い状態であると想定して、施術を行いました。
仙骨と第5腰椎の間が非常に狭くなっていることから、おそらくここが初期のヘルニア(椎間板膨隆)の部分だと思われます。
この部位の間隔を広げる施術を中心に、「動体療法」「筋膜リリース」など、いくつかのテクニックを組み合わせて施術を行いました。
施術後、SLRを行ってみると、50度以上でようやく臀部に痛みが出るようになっていました。

その後

その後は、週に2回のペースで施術を行い、4回目の施術が終わるころには、SLRで80度以上でも臀部に痛みが出なくなりました。ご本人も歩くのがとても楽だとおっしゃって下さいました。

通常、腰椎椎間板ヘルニアは改善するのに15~20回くらいかかりますし、中には完全には良くならない方が2割ほど、ほぼ良くならない方も1割近くおられます
Mさんの場合、症状が出始めて3日後に来て下さったことで、まだそれほどひどいヘルニアではなかった(おそらく椎間板膨隆)ことと、思い切って長期で仕事を休み、当院での施術に集中されたことが良かったのだと思います。
再発防止のためにも、もうしばらく通院していただく予定です。
※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません