1ヶ月前にギックリ腰っぽくなり、病院に通ううちに初期の激しい痛みは軽減したものの、まだ治りきらないとのことで自衛隊員のT様がお見えになりました。
元々腰痛持ちで、中学時代、野球部の練習の時に腰を痛めたのが最初だそうです。それ以来痛めては治まってを繰り返しているそうです。
検査&施術
立位体前屈で下部胸椎から下部腰椎にかけて広い範囲で痛みが出ます。
まず足の長さを比較すると、右足が7~8mm短くなっています。骨盤を検査すると案の定、右寛骨がPI(後下方変位)を起こしていました。聞くと右足に体重をかけて立つことが多いとのことです。まずこの骨盤のゆがみを骨盤ブロックで矯正。
背中の筋肉がかなり硬くなっています。これほど背中が硬いので、衝撃を吸収できず、すべての負荷が腰にかかりやすくなっているようです。背中の筋・筋膜を緩め、猫背を矯正。
この時点で立位体前屈をしてもらうと、痛みが半分くらいに減ったとのこと\(^_^)/
仕上げは動体療法!
仕上げにいつもの動体療法のテクニックを2つほど施すと、立位体前屈の痛みは全くなくなり、柔軟性も増しました。やはり筋骨格系の症状には「カイロプラクティック+動体療法」の組み合わせが最強のようです。
Tさんもやはり普段の坐り方に問題がありそうなので、正しい坐り方をアドバイスさせていただきました。なぜなら腰痛の原因の8割は誤った坐り方が原因であると言われているからです。しかし私は、個人的には9割以上だと思っています。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)