背中の張り・痛みを訴える男性 ─ T様(44歳・男性・会社員)

folder施術レポート

腰痛に悩む男性
長年、当院をご利用いただいているTさんが、背中の張り・痛みを訴えて、当院にお見えになりました。

4~5日前、仕事でスーパーの棚に中腰で商品を陳列する作業を数時間連続で行ったところ、背中が痛くなり、現在でも治まらないとのこと。

検査~施術

立位体前屈で中程度の痛みあり

仰向けで両ひざを立てて、両膝をそろえて左右に倒す動作で激痛あり

背中の皮膚に触れてみたところ、熱感はないので炎症はなさそう。
背中の広背筋中部に圧痛あり。激しい痛みではなく、「痛(いた)気持ち良い」とのことだったのと、硬結と呼ばれる筋肉のしこりがあるので、トリガーポイントが形成されてしまっているようです。

トリガーポイント療法を行ってみて、上記②の動作をしてもらうと、痛みの程度は、10→5とのこと。

次に、広背筋だけでなく、脊柱起立筋胸腸肋筋腰腸肋筋、etcといった、腰~背部の筋・筋膜に対して、筋膜リリースを行ったところ、上記②の痛みが5→2に減少。

残り2は次回でも良いかとも思いましたが、まだ時間があったので頭蓋骨の調整と頭部のストレスレセプターと言われる皮膚センサーの調整を行ったところ、ほぼ0になったとのこと。
※ある動きに対する筋同士の協調性を調和させるテクニック

Tさんは、通常は1ヶ月に1回のペースでメンテナンスに来られていますが、次回は少し間隔を詰めますか?と尋ねたところ、もうほとんど痛みがないので、いつものように1か月後に来ます、とのこと。

1か月後にお見えになって背中の様子をお聞きしたところ、前回の施術以来、ほとんど痛みなく過ごせているとのことでした。
※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません