首が固まって動かせない女性 ─ H様(32歳・主婦)
長年の肩こりと背中の痛み、さらには首が固まって動かせないとのお悩みでHさん(32歳・主婦)がお見えになりました。
全ての症状の発端は、10年くらい前のことだそうです。
当時デスクワークをしていたのですが、かなり忙しく、だんだんと顔をパソコン画面に近づけて長時間作業をすることが習慣になってしまっていたことが原因ではないか、とのことでした。
ここ5~6年くらい、整形外科のリハビリに週2回ほど通っているそうですが、改善が見られず、インターネットで探して当院にたどり着いたとのことです。
検査&施術
上部胸椎はいわゆる“猫背”の状態、つまり第1胸椎が後方に突出している状態になっています。これを前方に矯正。
首は“ストレートネック”になっていて、左右を振り向くときと上を向くときの可動性が極端に少なくなっています。第2頚椎を適切な方向に矯正すると、すべての可動性が大幅に改善しました。
肋骨をチェックすると、全体的に可動性がなく固まっています。可動性を失ったこれらの肋椎関節、肋横突関節を丁寧に矯正し、正常な可動性の回復を図ります。
※他にも様々な施術をしていますが、ここでは主な施術のみご紹介しています
施術後の変化 及びアドバイス
施術後には、姿勢(巻き肩)が良くなり、肩こりと背中の痛みも改善し、首の可動性も回復していました。
ご本人は、たった1回の施術でここまで変化したことにとても驚いておられ、整形外科に毎週2回ずつ、それも5~6年もの長きにわたり通っていた時間は何だったんだろう?とおっしゃっていました。
10年にも及ぶ慢性化した肩こりの症状のため、初めのうちは元の悪い状態に戻ろうとしますので、定着するまでしばらくは週に1回施術を受けられることをお勧めしました。
また、顔を前に突き出す姿勢や下を向いてのスマホ操作もできるだけしないようアドバイスさせていただきました。
※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません