腰痛と頭痛と背中のコリ ─ Y様(35歳・女性・事務)
事務のお仕事をされているYさんは、長きにわたり腰痛に悩まされ、来院されました。
以前、別の仕事で立ち仕事をしていた時から何となく不調があったそうですが、最近痛みが悪化しているとのこと。
さらには現在の事務職でノートパソコンを使うからなのでしょうが、頭痛と背中のコリにも悩まされています。
検査&施術
まず腰の検査を行うと、下記の動きで腰の右側に痛みが出ます。
- 立位で腰を後ろに反らしたとき
- 仰向けで両膝を立てた状態からそろえて左に倒したとき
- 仰向けから起き上がるとき
骨盤のゆがみをチェックすると、左右でねじれがあり左足が短くなっています。
以前の立ち仕事の時に左足重心だったと思われます。
まずは骨盤ブロックで骨盤を矯正。
ひどくはないですが猫背も矯正して、仰向け。
症状によってテクニックは使い分ける
首を触診すると、第2頸椎と第6頸椎にサブラクセーション(矯正が必要な関節機能障害)があります。
特に第2頸椎が頭痛の直接の原因だと思われます。これらを矯正。
頭痛があるときにそれに連動してあごの調子も悪くなる(開けると違和感がある)とのことなので、顎関節と頭蓋骨の調整も施しました。
するとあごの違和感はきれいに消失!しかし頭痛はまだもう少し残っているので、頚椎の神経伝達と血流を促進させる施術を行い、頭痛も解消!
肝心の腰痛については、「動体療法」によるアプローチを行い、上記の動きでの痛みもすっきり消失!
背中のコリについては、トリガーポイント療法と筋膜リリースを施し、こちらも緩解!
すべての症状が軽快し、Yさんは驚きつつもお喜びのご様子。
良い状態を定着させるために、あと3回は間隔を詰めて施術を受けられるようお勧めしました。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)