左肩の痛み ─ S様(71歳・男性・自営)
40日ほど前から左肩に痛みが起こり、治まらなくてお困りのSさん(71歳・男性・自営)がお見えになりました。
Sさんは種子島在住で、今回は別の病院に定期健診のついでに当院を訪れました。
Sさんがおっしゃるには、原因は筋トレのやり過ぎではないかとのことでした。
どのような動作で痛みが出るのか検査をしてみると、次のようなことが分かりました。
- 前方へまっすぐ腕を挙げて180度の手前で痛みが生じる
- 体幹の横方向に腕を挙げて180度の手前で痛みが生じる
- 肘を90度曲げた状態で前腕を外側に広げようとするとかなり痛い
- 左手を腰に回し(後ろ手)、その位置から上に挙げようとするとかなり痛い
初回の施術
仰向けで左肩の関節を制限のある方向に矯正して、可動性の回復を図る。
横向きで、肩甲骨はがし。さらにそのまま左腕を外転させながら、広背筋と前鋸筋の筋膜リリース
仰向けに戻って、動体療法の肩のテクニックを施す。
坐っていただいて、仕上げに坐位での動体療法の肩のテクニックをいくつか行う。
以上で、上記のすべての動きにおいて、随分可動域が増え、痛みは大幅に減少していました。
なかなか鹿児島に出てこれないので、せっかくの機会なので明日も来ますとのこと。
2回目の施術
翌日お見えになりました。
今朝も随分調子が良かったとのことです。
ほぼ昨日と同じ施術を行いました。
結果はさらに上々です。
今後は、病院の定期検診に合わせて、当院にも施術を受けに来られるとのことです。
通常、肩の障害は改善するまでもっと時間も回数もかかります。Sさんの場合、幸い五十肩のような癒着や拘縮がほとんどなかったので、2回の施術でも大きな変化が出ました。
肩に違和感のある方は、お早めにカイロ施術を受けられることをお勧めいたします。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)