腰を反ると痛い(反り腰)

陸上部の短距離ランナーが走るイラスト腰痛で、高校2年・陸上部のS君が来院されました。彼は100m短距離の専門です。ハードすぎる練習のためか、1か月ほど腰痛が続いています。特に腰を後ろに反らすと痛がります。整骨院に通っているようですが、今のところ改善の兆しは見えないようです。現在は少しセーブしながら練習に参加しています。

元々どちらかというと反り腰だったのだと思いますが、ハードな練習のため、それがより増強され、反りの程度が進んでしまったようです。ただでさえ反っているので、それをさらに反ろうとすると痛みが出ても不思議ではありません。

このようなお客様は、太ももの前面の大腿四頭筋、あるいは股関節を曲げるための主動筋である腸腰筋が緊張して固く収縮していることが往々にしてあります。その筋肉を触診してみるとS君も同じケースでした。

早速これらの筋肉(大腿四頭筋、腸腰筋)を緩めるテクニックを施しました。そして立ってもらい、腰を後ろに反らしてもらうと、「痛くない!反らして痛くないのは久しぶりです!」と驚いていました。反り腰自体を正常に近づけるのは時間がかかりますし、遺伝的な要素ゆえに限界もあろうかと思いますが、痛みを取ることはできます。

これから激しい練習を続けていれば、また再発する危険性があるので、時々メンテナンスに来られるよう勧めました。現役引退まであと数か月なので、悔いのないよう頑張ってほしいと思います。
(※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。)