足(脚)のむくみ

デスクワークなど、坐りっぱなしの仕事が増えていますよね。それに比例して脚のむくみを訴える方も増えています。
今回は足のむくみについて、その原因と対策、注意点などを取り上げてみたいと思います。

足(脚)のむくみの原因とは? 

足のむくみのマッサージ

デスクワークなど、長時間坐って仕事をしている場合、足の筋肉を使うことはほとんどありませんよね。実は、足のむくみは心臓から送られてきた血液やリンパ液が、その後心臓に戻りきらず足に溜まっている状態のことなのです。
 
通常は足の筋肉の収縮によるポンプ作用によって、これらの血液やリンパ液は心臓に送り返されます。しかし、ずっと坐りっぱなしだとそういった筋肉のポンプ作用が行われず、足に静脈血やリンパ液が溜まってむくんでくるのです。また足を組んだりすると、余計に静脈を圧迫しむくみを悪化させることになります。
 
立ち仕事の人もむくみやすいですよね。足の筋肉を使っているからポンプ作用が行われているように思われますが、それは短時間の立ち仕事の場合であって、長時間になると次第に足の筋肉が疲労してきます。そうすると足の静脈血やリンパ液を心臓に送り返す筋力が低下し、結果的にむくんでしまいます。
 
その他にも足がむくむ原因として、運動不足、睡眠不足、足を締め付ける靴(ブーツなど)、ハイヒールなどが考えられます。運動不足ですと、当然足の筋力が弱いのでむくみやすくなります。睡眠不足でも筋肉の疲労が取れず、また全身の循環が悪くもなるので、これもまたむくみの原因になります。

足(脚)のむくみ対策 

ウォーキングをする女性

スクワットや縄跳び、あるいはウォーキングが効果的です。先ほども書きましたように、足のむくみは心臓から送られてきた静脈血やリンパ液を、再び心臓に送り返す筋力が低下しているのが原因です。従いまして、足の筋肉を鍛えることがむくみ解消の一番の近道です。
 
スクワットであれば、一日20~30回を週に3~4回くらい、ウォーキングであれば、一日30分のウォーキングを週に3~4回くらい行うと良いでしょう。慣れてきたら頻度と回数を増やしてみてください。これらのエクササイズを習慣にするとむくみはほぼ解消されます。
 
水分は多めに取りましょう。1日2L程度を目安にしてください。但し、就寝前は控えめにしてください。水の温度はあまり冷えすぎていないくらいが良いでしょう。
 
また、カリウムを多く含む野菜や果物、海藻類は体液の循環を促進する作用がありますので、日々の食事にバランスよく取り入れることをお勧めします。
 
塩分の取りすぎや喫煙は体液のスムーズな循環を妨げてしまいますので注意しましょう。

足のむくみと体のゆがみ 

体のゆがみが原因で足がむくみやすくなっている場合も少なくありません。骨盤や股関節、膝、足首などの関節がゆがんでいると、歩き方がおかしくなりますよね。そして本来歩く時に使うふくらはぎの筋肉が正しく使われなくなり、「ポンプ作用」が正常に行われなくなります。
 
また背骨や骨盤、股関節、膝関節などにゆがみがあるとリンパ循環が悪くなります。このように体にゆがみがあるというだけで、足がむくんでしまう可能性は一気に倍増します。
 
運動を心がけ食事にも気を配っているにもかかわらず、一向にむくみが改善しないという方は、一度カイロプラクティックでゆがみがないか検査してもらってはいかがでしょうか?
 
カイロプラクティックではゆがみの矯正だけでなく、直接、リンパ循環を促進する施術も行っています(マッサージではありません)。

足のむくみと病気 

病気が原因でむくみが起こってくる場合もあります。むくみが起こる病気で代表的なものは、心臓病、腎臓病、肝臓病、甲状腺機能低下症、足の静脈瘤などがあります。
 
足のむくみは、通常一晩経てば自然に引いていくものです。でもむくみがなかなか治まらず、運動しても改善せず、カイロで調べても特に目立ったゆがみがない場合は、何らかの病気が原因である可能性が高いです。このような場合は病院の受診をお勧めします。
 
但し、これらの病気が元で起こる足のむくみは、病気がかなり進行してから起こります。ですので、ほとんどの場合は足がむくむ前にこれらの病気が判明しているはずです。
 
以上、足のむくみについて簡単にではありますが書いてみました。以上のことを頭の片隅にでも置いてくださると幸いです。
何か不明な点があったらご質問下さいね。