5ヶ月間治まらない頭痛 ─ M様(33歳・事務職)

folder施術レポート

頭痛の女性
元々頭痛持ちではないにもかかわらず頭痛が発症し、脳神経外科や治療院を受診しても一向に症状が改善せず、結局5か月間も頭痛が続いているとのことでMさん(33歳・事務職)が当院にお見えになりました。
最初に寝違えを起こしてから、それが頭痛に発展してきたのではとのお話でした。
症状としては、左こめかみから側頭部を通って後頭部までの範囲の頭痛と、上を向いたときの首の左側の痛みです。
頭痛は主に夕方に起こるとのことでした。

検査・施術

頸椎を検査してみると、第2~3頸椎がわずかですが右回旋変位を起こしていました。特に第2頸椎は変位を起こしたまま完全に可動性を失っていました
これが、今回の頭痛と首の痛みの原因であることは明らかです。これらのサブラクセーション(関節機能障害)を丁寧に矯正。

さらに、後頭骨から第3頸椎までの各椎間がことごとく狭くなっていました。おそらくデスクワークでパソコンのディスプレイに顔を近づけて作業をされていたのでしょう
そのために各椎間が狭くなっていたと思われます。呼吸をつかってこれらの間隙を広げました。

ひどくはないのですが、猫背と巻き肩も少しあります。
これらを放っておくと、頭痛の改善の足を引っ張ってしまいます。
これらを矯正。

施術後、姿勢はかなり改善し、上を向いた時の首の左側の痛みも軽減していました。

2回目以降の施術

2回目は5日後にお越しいただきました。
初回の施術後の経過は、頭痛は出るものの範囲が狭くなってきていて、上を向いた時の首の痛みも減っているとのことでした。
施術内容は初回と同様。

その4日後に3回目、さらに4日後に4回目の施術を行いました。
当初、私が「早ければ3~4回で改善するでしょう」と宣言しておりましたが、無事に4回の施術でほぼ気にならないくらいに頭痛と首の痛みが改善したのでほっとしました。

今後は軽い寝違えと言えども、放っておかずに施術を受けられるようお勧めしました。※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません