デスクワークによる首のコリと痛み ─ K様(49歳・男性・会社経営)

- update更新日 : 2024年01月24日
folder施術レポート

首がこる男性
運送会社を経営されているKさんは管理職という立場上、現在は現場を離れほぼ一日中デスクワークとのことです。
パソコンでの作業が忙しいため、以前から気になっていた首周りのコリが最近痛みに変わってきていて、そこから肩甲骨周辺までコリが広がってきているとのこと。

検査&施術

うつ伏せになっていただき背骨を触診すると、第5胸椎と第8胸椎を頂点として少し猫背になっています。猫背が極端にひどいというわけではありませんが、押圧すると可動性がほとんどなく、跳ね返されるように固いです。さらに、第3胸椎と第5胸椎は左回旋変位を起こしています。これらの歪みを矯正。

次に頚椎をチェック。第2頚椎が後方に変位しており、さらに右回旋も左回旋も制限されています。これらを矯正。
また、長時間に渡りPC画面に顔を向けて固定しているせいで、頚椎全体の椎骨と椎骨の間が狭くなっていました。そのせいもあり首の痛みが悪化しているようです。この狭まった椎骨間を広げるために呼吸を使った牽引法を施しました。

中・下部肋骨がデスクワーク時の姿勢のためか、全体的に後方にせり出してきています。このため、肩甲間部(肩甲骨と背骨の間)もかなり固くなってしまっています。中部・下部肋骨を前方へ矯正。

上部胸椎もPC作業時に顔を前に突き出しているせいか、少し後方にせり出してきています。これらも前方に矯正。

施術後の状態

施術後に立っていただき、まずは姿勢のチェック。施術前はやや猫背と巻き肩はありましたが、それらは完全に消失し、正しい姿勢に改善しています首と肩甲骨周りのコリもかなり軽くなっているとのこと。

今回は、離島からご出張で鹿児島市に来られており、なかなか頻繁には施術を受けられませんが、また出張の機会があれば施術を受けられることをお勧めしました。※あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません