ひざの痛みを引き起こす要因チェック

最近、「階段の昇り降りや運動後にひざが痛い!ひざに違和感が出る!」なんていうことはありませんか?ひざのちょっとした痛みは、放っておくと歩くのにも支障が出たり、腰痛にまで発展する場合も少なくありません。
皆さんの日常の生活をちょっと振り返ってみて下さい。当てはまるものがいくつありますか?
- ここ数年で、急に体重が増えた。
- 以前に比べて歩くのがおっくうだ。
- 歩ける距離でも車を使う。
- もう、ずいぶん走っていない。
- デパートなどで階段がすぐそこにあるのに、エスカレーターやエレベーターを探してしまう。
- 正坐をすると、ひざに違和感がある。
- スポーツをしているが、十分に準備運動と整理運動をしていない。
- 以前ひざを痛めたことがあり、今は慢性の腰痛がある。
- ほぼ毎日、靴底の硬い靴(ハイヒールなど)を履いている。
- 重いものを持ったり、運んだりする仕事をしている。
- 歩き方がおかしい。左右どちらかをかばうような歩き方をしている。
8つ以上当てはまった方は、すでにひざに痛みがあるか、いつ痛みが出てもおかしくない状態である可能性が高いです。今すぐ生活改善が必要です。
4~7つの方は、油断すると将来的にひざの痛みを発症する可能性があります。できるだけ早い時期に生活を見直してください。
3つ以下の方は、今後の予防として0になるよう心掛けて下さい。
ひざの痛みの予防
では、生活改善以外に何をすればいいのでしょうか?それは「適度な運動とストレッチ」です。ひざの痛みのほとんどが、筋肉と靭帯(じんたい)の強い収縮によるものです。適度な運動とストレッチはそれらを予防することができますし、軽い痛みなら改善につながります。
決して、激しい運動と痛みを我慢してのストレッチはしないで下さい。当院では、激しい運動や無理なストレッチはお勧めしていません。無理なストレッチをして「腱」を痛めると、血管が少ないところなのでなかなか治りません。
痛みが強い方や運動とストレッチで改善しない方は、決して無理はしないで下さい。もしかしたら関節にゆがみか半月板の損傷があるかもしれません。あるいは、腰椎、骨盤、股関節、足首、足の指に問題があって、ひざに痛みが出るケースもあります。
これらのように関節のゆがみや半月板の損傷、ひざ以外に問題があるケースでは、運動やストレッチでの回復は難しいでしょう。無理をしないで当院の骨格や半月板を調整するカイロ(整体)施術をお勧めします。
これらの「ひざの痛み対策」を試されても改善が見られない方は、かなり慢性化しているか、骨盤や下肢の関節にサブラクセーションが起こっている可能性があります。当院でカイロ(整体)施術を受けられることをお勧めします。
施術の流れは下記の通りです。
鹿児島市でひざの痛みの改善実績97.1%を誇る、てらだカイロプラクティック整体院の整体
ひざの痛みの原因は様々なので、全ての原因に対する施術方法を述べることはできませんが、頻度の高いいくつかのケースをご紹介します。
症例1)股関節のサブラクセーションから間接的に膝に痛みが出ているケース
写真は、股関節の前方から後方への可動制限を矯正し、股関節のサブラクセーションを解放しているところです。

症例2)ひざの関節の前方・後方への可動制限や可動性亢進があるケース
写真は、ひざの関節の後方から前方への可動制限を矯正しているところです。

症例3)ひざの関節の内旋・外旋の可動制限や可動性亢進があるケース
写真はひざの関節の大腿骨に対する脛骨の外旋(写真では右回りに回転させる)の制限を矯正しているところです。

症例4)ひざの関節の側方へのすべりに可動制限や可動性亢進があるケース
写真はひざの関節の大腿骨に対する脛骨の内方へのすべりの制限を矯正しているところです。

但し、慢性の度合いにより、改善に時間がかかる場合があります。ひざの痛みが慢性化している場合は、なるべく間隔を詰めて施術に通われることをお勧めします。